事業概要
みなとのまち100km徒歩の旅は、『特定非営利活動法人みやぎみなとまちづくり市民会議』が主催する青少年育成事業です。
小学4年生から6年生までの子供たちが夏休み期間中の4泊5日をかけて2市3町(宮城県塩竃市、多賀城市、松島町、利府町、七ヶ浜町)の計100kmの道のりを歩きぬく事業です。
非日常の集団生活/体験学習を通じて変化の激しい現代を生き抜くための『生きる力』の醸成を目的としています。
100km徒歩の旅の歴史
『100km徒歩の旅』という事業を行っている開催地はこの『みなとのまち100km徒歩の旅』以外に全国で13か所に存在します。(2021年4月現在)
1998年に福岡県で開催された『100km徒歩の旅』を発祥とし、その後宮城県では大崎市を開催地とする『おおさき100km徒歩の旅』が開催され、2005年にこの『みなとのまち100km徒歩の旅』の第一回が開催されました。
みなとのまち100km徒歩の旅の沿革
2005年に「公益社団法人塩釜青年会議所」が主催となり、第一回「みなとのまち100km徒歩の旅」が開催されました。
その後2010年の第6回まで毎年開催されましたが、2011年の東日本大震災により沿岸の開催地も甚大な被害を受けたため当年の開催を中止しました。(※小学4年生からの3年連続参加を目指していた子どもたちのみ、つくし路100km徒歩の旅(福岡)、カシオペア100km徒歩の旅(岩手)で受け入れ)
翌年の2012年に再び活動を再開し、2015年からは運営を現在の「NPOみやぎみなとまちづくり市民会議」に移行。
2020年に新型コロナウイルスの感染拡大を受け通常の開催を断念し、子どもたちが家庭内で自分で決めた目標に挑戦する「みなチャレ〜小さな行動は大きな力〜」を開催。
翌2021年には参加家庭が親子で利府町のグランディ21 (宮城県総合運動公園)を一周歩く「みなとのまちファミリーウォーク」を開催し、活動のあゆみを止めないようにしてきました。